bitFlyerにある自分のアカウントから(自宅PCにあるアドレスに)外部送金したのに一向に処理されない件。
min117.hatenablog.com
なんと、送金操作から1ヶ月してもなお処理されていない。ブロックチェーンエクスプローラで確認しても「このアドレスではまだ取引がされていません。おそらく、ネットワーク上でまだ使用されていません。」の表記のままだ。
この1ヶ月でビットコインは70万円台から大きく下落し40万円台になってしまった。
その間こちらは(手元にあればできたはずの処分ができず)損害を被ってしまっている。
bitFlyer社は2018年6月に金融庁から業務改善命令を受けている。
にも関わらず、現時点(2018年11月)において、ユーザーのビットコインの外部送金を1ヶ月間も処理せず放置するとは、いったいどのような体制なのだろうか。全く信じられない。
同社サポートに、送金処理を放置している理由をメールで聞いてみた。
「外部のアドレスに送金しましたが、1ヶ月待っても送金が反映されません。どういうことですか?」
「サポート窓口は平日9時から19時」とあるので、平日(2018年11月末)の14:47に質問メールを送付したものの当日中には回答なし。翌日の16:02になってこんなメールが送られてきた。
「ご送付のお手続き時、当社から以下のメールをお送りしております。」
☆「認証手続きの完了後、当社にて承認作業を進めます。」
「内容をご一読のうえ」ともある。まるでこちらがメールを見過ごしたかのような(責任転嫁する)内容だ。
しかし、送金操作した際(2018年10月末)にそんな文言のメールは来ていない。実際に来たメールはこうだ。
★「当社での承認後、送付が反映されますので、お待ちくださいませ。」
全く意味が違うのが分かるだろうか。送金時のメール★で分かるのは、「当社での承認後、送付が反映される」ということだけで、その「当社の承認のために、☆認証手続きが必要だとは一言も書いていないのだ。
電話サポートとは違って、やりとりが記録として残る「メールでのサポート」において、実際にはユーザーに伝えていないことを「伝えた」と言い、ユーザーに責任転嫁する対応には驚きを禁じ得ない。bitFlyer社は、数ある仮想通貨業社としてはまともなほうだと思っていたのに、こんな対応をするとは心底驚く。
いま一度メールを見直してみる。
「認証手続きの完了後、当社にて承認作業を進めます。」
送金には
①「ユーザーによる個人認証手続き」
② 「bitFlyer社による送金承認手続き」
の2つが必要だと言っているわけだ。
おかしい。以前(2017年)は、②だけで送金できていた。実際に記録も残っている。
いつのまにか、ユーザに知らされないところで①の手続きが増えた、ということだ。
冗談ではない。認証手続き(=個人情報を登録)しなくてもよいサービスだから利用を開始したのに、いつのまにか制限を増やしているとは。しかもユーザーには(メールや画面を通じた)案内は一切なかった。こんな体制の会社に個人情報を開示したくない。
当初なかった手続きがいつの間にか増えているうえに、それをユーザーに知らせたかのようにユーザーに責任転嫁する姿勢は、仮想通貨の登録業社としてはさすがにありえないと思う。あらためて、以下のメールを送ってみた。
メールの送付は19時17分。これに対してbitFlyer社からの返事はなかったが、同じ日の21時50分に、bitFlyer社のサイトに突然、以下のような案内が掲示された。
『外部サイトとの連携に伴い、「ビットコインをもらう」の利用規約が一部変更されました』
「ユーザー登録しなければ(bitFlyer社の都合で)ビットコインの送付が遅れても、正常に処理が成されたものと判断する」
とか
「(bitFlyer社の都合で)ビットコインの送付が遅れたことによってユーザーに不利益が生じても当社は一切の責任を負わない」
とか
「1週間以上メールが届かなければビットコイン残高から全部を取り消すことが出来るものとする」
とか。
およそ他人の財物を取り扱う業者とは思えないような文言が並ぶ。金融庁に相談。