5月1日。キリがいいので脱獄する。
手持ちのiPhone5。iOSは敢えて6.1.3のままアップグレードは停めてあった。いつか脱獄する予感があったので。
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今回脱獄するのはこいつ。iPhone5(Sではない。SEではもちろんない)。
iOS6。良い意味で枯れたOS。UIも軽い。脱獄ツールもしっかりと揃っている
手順はこのサイトどおり進める。
※ 良い意味で「枯れた」感じとして iPhone SE は最高と思う。1つ前世代の筐体に最新のチップ。脱獄感満載。将来絶対いじれそう。いずれ買う。
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脱獄前の確認欄にある「パスコードロックのオフ」。必ずやる。脱獄中は何度も再起動するはずだし。AndroidのROM焼きしたときにパスコードつけたままで文鎮化しかけたことがあるから、このへんは同じと思う。慎重に。
対応OSに iOS 6.1.3 があるのも確認する。何よりも準備が大事。
iOS 6.1.3 用の脱獄ツールのダウンロードは以下から。MacBook Airで行う。
Safariではうまくダウンロードできない。ダウンロードが99%で止まってしまう。
Chromeでダウンロードすべし。
SHA1ハッシュのチェックは必ずしておく。
iPhoneをMacBook Airに繋いだらツールを起動する。
不要なソフトは終了しておく(iTunesとかもろもろ)。
Jailbreakボタンを押す。
あっけなく処理完了。
と思ったが「Your device may reboot a few times while it finalizes」(ファイナライズ処理のためにiPhoneは数回再起動するかもしれません)とあり。
確かに、Mac上の処理は終わってるけど、iPhoneは画面真っ暗。こういうときは焦らずに10分くらい放っておく。
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10分後。iPhoneの再起動は止んだ。普通に使える。
脱獄成功したので、ホーム画面に「Cydia」アプリアイコンが現れる。起動すると初回だけ「Preparing Filesystem」となり画面生成される。
どのモードにする?と聞かれるので、迷わず「開発者モード」。
Welcome to Cydia で、晴れて脱獄成功。こうなればもう小型のLinuxと同じ。
脱獄したのでストレージ容量とかも見れる。新しいスマホ買うより、こういう枯れたOSを脱獄して好きにカスタマイズするほうがずっと楽しいと思う。
「OpenSSHを使ったアクセス」とあり。MacBook AirのターミナルからiPhoneに無線接続できるらしい。
画面下の「Changes(更新情報)」タブからRefreshしてアプリを読み込むと大量にアプリ(Package)が見える。
「Search」タブからOpenSSHを探してインストールする。アプリの注意書きには「これはコンソールパッケージです」とあり。つまり、アイコンとかが全くなく、背後で動くだけのDaemonパッケージですよ、と。そりゃそうだ。
インストールしたら、sshのパスワードを変更する。アプリ上からはできないようで、ふつうにsshログインしてから #passwd コマンドで変更すればいいらしい。
ログインユーザーの初期値は root。パスは alpine とのこと。
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MacBook Airに戻って、ターミナルからiPhoneに接続してみる。
パスを求められるので alpine と入れる。
無事iPhoneにrootログインできた。これで何でもできる。
さっそくパスワードを変更する。
# passwd
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これで脱獄まではできた。ここから、SIMフリー化して格安SIM運用を試す。
2017/3/30 追記
格安SIM で運用できた(R-SIM 10 使用)