前記事までの状況をいったん整理する。
要は、処理が重すぎて検証用環境(fedoraのVMware Station)では耐えられなくなってきたので、XenServerをiMac(VMware Fusion)に移したうえで設定を進めたい。
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まずは XenServerの電源を落とす。
シャットダウンされた。これをiMacのVMware Fusionに移動する。scpで構成ファイルを丸ごと持ってくる。
コピーされた仮想マシン(XenServer)のファイル群は(fedoraで作る当初の操作ミスにより)2つのフォルダに分かれてしまっている。
まとめて一つにする。
フォルダ名の末尾に .vmwarevm を付ける。
仮想マシン(XenServer)の入ったフォルダ構成はこうなる。
$ ll XenServer710.vmwarevm/
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iMac の VMware Fusion を起動し、XenServerの仮想マシンをインポートしていく。
「カスタム仮想マシンを作成」を選ぶ。
OSの種類を選択するが、Xenのメニューがない。今回は 「VMware ESXi 6」を選んでみる。
※ ちなみに、Linuxを選ぶメニューもあるが、カーネルのバージョンが分からない(XenServerをセットアップした際に uname -a したハードコピーがあるので、調べればそれでインストールもできるのかも)
設定画面が起動するが、何も変えずに起動してみる。
※ 詳細の歯車の中。仮想マシンが ESXi なら有効なのかも。今回はXenServerなので何も変えない。
起動してみると、パワーオンはできた。GRUBが起動している。
あれ?PINGが疎通しない。
ペンチマークから「ネットワークアダプタ」をクリック。
インターネット共有の「Mac を共有」になってしまっていた。
ブリッジされたネットワーキングの「自動検出」に変更する。
PING が疎通した。
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これで、fedora(VMware Workstation)にいた XenServer を、iMac(VMware Fusion)に移すことができた。
移したあとのXenServerを、管理ツール(Win10にあるXenCenter)から管理できるか確かめておく。
Windows10を起動する。
リモートデスクトップで入る。
メニューから Citrix XenCenter を起動。
起動した。iMacのVMware Fusionで動いている XenServer を管理できている。
XenServerへの仮想マシン(Windows8.1)の構築は以下。
仮想化 XenServerに仮想マシンを追加する - min117の日記