クレジットカードなんて使わない。現金派。使ったらその場で決済完了。一番スッキリするしなんでワザワザ借金みたいな「クレジット」やら「プリペイド」やら使うのか。意味がわからない。
と、思っていた。半年前までは。
要は使い方だ。場合によってはただ現金で払うよりトクになる場合がある。半年使ってみて勘所が分かってきた。
典型的なのが LINE Pay。還元率が今もっとも高いプリペイドカード。
<良いところ>
・利用した金額の2%が無条件にポイントバックされる。
・1ポイントを即時1円として使える。
LINE Pay は昨年2017年11月に契約していた。還元率が高いので便利に使っていたが2%還元は終わってしまうらしい。2018年5月末で終了。
まだ還元率が高い今のうちに大きな買い物をしておく。ちょうど車のエアコンが壊れてしまったので修理代金を LINE Pay で支払うことにする。
<車の修理>
正規ディーラーに持っていったら「エアコンのコンプレッサーが壊れてますね」とのこと。こんな感じで交換修理となった。
作業はこの記事とほぼ同じだから、10万円近くかかるかな…と覚悟していたが。
<支払い金額>
59,000円で済んだ。腕が良くて安いとは。素晴らしい。
これを LINE Payで支払う。LINEのチャージ画面から必要な金額を入力すると、あらかじめ指定した銀行口座から即時にカードにチャージされる。
使う金額だけチャージすればいいから(通常のクレジットカードと違って)使い過ぎが防止できる。しかも即時チャージだから銀行ATMに行く手間はないし、何より手数料がゼロ。最高すぎる。
チャージが済んだカードは、あとはJCBのクレジットカードが使える店ならどこでも支払いに使える。これで修理代金を支払う。
決済の状況はリアルタイムでLINEに通知がくる。付与予定ポイントまで知らせてくれる。こういう利用者目線な点でLINEサービスは質が良いと思う。
後日(カード会社の承認プロセスが終わるまで数日待つと)2%の還元が受けられる。今回の支払い 59,000円 の 2% = 1,180円がポイント還元される。かなりトクだ。
そして、還元されたポイントはそのまますかさずカードの残高に交換(チャージ)できる。しかもLINEの画面上で。これが LINE Pay の最高に良いところ。
チャージに使う(交換する)ポイントを指定して「交換」を押すだけ。
バッチリ残高が増えている。しかも増えた通知がLINEでくるし履歴にまで残る。至れり尽くせりだ。
「決済は現金が原則(その場でスッキリ支払い終わり)」な気持ちは変わらないけど、LINE Pay に限っては、現金の代わりに使って損は無いと思う。2%還元が終わってしまうのがとても残念だ。
※ どのクレジットカード会社を見てもポイント還元2%などという高額なバックは無い。やたらと高いな(何かウラでもあるのか?)と思っていたが、単にLINEが相当無理していたようだ。
まあ、お客を囲い込むためには無理もするだろう。消費者としてはいい時期に使わせてもらった。まだしばらくLINE Pay解約しないで使ってみることにする。