昨年(2017年)10月にフレッツ光からドコモ光に替えた。
プロバイダは GMO にしたが遅すぎたので Yahoo!BB を継続して使っていた。
しかし…もったいない。なぜならドコモ光にはプロバイダ料(GMO)が含まれているから。GMOを契約しているのに、さらにプラスで Yahoo!BBにプロバイダ料を払っている状態になっている。これでは二重払いだ。
実はプロバイダGMOでのドコモ光には「v6プラス接続」という爆速の接続方法がある。IPv4ではなくIPv6で接続する方法だ。諸処の事情で契約直後は有効になっていないが、ユーザーの管理画面を通じて申請することで有効にすることができる。
<v6プラス接続 の有効化方法>
まず、GMOとくとくBB の契約書を用意する。
Webから「GMOとくとくBB」の管理画面に入る
「現在ご利用中のサービス確認」のリンクをクリックして進む。
「IPv6配信手続き」に進む。ここでいう「IPv6配信」が「v6プラス接続」と思って間違いない。
手持ちのルーターを選択する。ここで指定されたルーターを持っていなければv6プラス接続は利用できない。
※ より正確に言えば、実はここにある以外のルーターでも設定できることはできる。が、相当に詳しい知識が必要。末尾の「参考」を参照。
※ GMOはルーターをレンタルを勧めてくるが、絶対にレンタルは使わないほうがいい。解約時に法外な値段を請求されるから。
少し値は張るがWXR-1750DHPを買っておくのが無難(YAMADA電機等の量販店に必ずある)。大事なのでもう一度いう。レンタルはせず、買ってくるべき。
「対象のWi-Fiルーターを持っている」のリンクに進む。
管理画面が出る。契約直後は「申込み状況」の欄は未開通になっているはずだ。「GMOとくとくBBお客様センター」のリンクから手続きを進めると、GMO側の処理のため数日待たされたのち開通する。再度この画面に入ると「v6プラス開通済み」となる。
IPv6で接続できているかはこのサイトで確認できる。
v6接続で繋がったルーターの様子。接続までは上から3つ目のランプが点滅するが、接続状態になると点灯したままとなる。
v6プラス接続した状態で速度を測ってみる。
混み合いそうな木曜日の夜19:12に計測して73.56Mbps(9.19MB/sec)。充分速い。
念のため時間を置いてもう一度測る。ネットが混み合いそうな夜(20:52)に計測して96.72Mbps(12.08MB/sec)。爆速といっていいだろう。
これであとは外部にサーバー公開ができれば、晴れて今までのプロバイダ(Yahoo!BB )を解約できる。
ところがこれが難しい。IPv6でサーバー公開には相当の苦労が伴う。
次回記事で詳しく触れる。
参考)
上記に指定したルーター以外で(v6プラスを)設定するには「YAMAHAルーターRTX1210(定価12万円)を持っていて、設定する基礎知識があって、さらにはMAP-E方式を理解できる」ことが必要となる。実務経験とお金の余裕がなければまず無理だ。
なお、YAMAHAルータで「v6プラス」(MAP-E方式でのIPv6)に対応しているのは2機種だけ。どちらも10万円はくだらない高級機種だ。