min117の日記

初期desireもち。趣味Mac,メインFedora,仕事xp。

Windows 10 「選択されたGPT形式のディスクには、種類が…」エラーが出た時の対処 → MBR環境であることを確認のうえパーティションを4つに減らす

Windows 10 のノートPCのHDDをSSDに換装した。

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起動のバカっパヤになった。メチャクチャ速い。

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HDD(256GB)が、SSD(512GB)になったので、容量が倍増。

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増えた容量を「ディスクの管理」からNTFSフォーマットしようとしたところ…

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こんなエラーが。

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選択されたGPT形式のディスクには、種類が'PARTITION_BASIC_DATA_GUID'ではないパーティションがあります。このパーティションの前後には、種類が'PARTITION_BASIC_DATA_GUID'のパーティションがあります。

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原因

 MBR環境では、作成できるパーティション数は4つまでなのに、5つ目を作成しようとしているから

pcsket.com

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この画面の例だと、すでに4つのパーティションがあるのに、5つ目の「新しいシンプルボリューム」を作成しようとしているので

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OS(Windows10)は自動で「ディスクの種類をダイナミックディスクに変換」(それやるとディスク0のデータは全部消えちゃう)なんていうムチャなことをしようとしてくれるものの

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さすがにムチャすぎてエラーになる(選択されたGPT形式の…というエラーになっている。

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解消方法は以下のとおりだが、作業に入る前にまず今の自分の環境を確認する

 

環境確認①MBRであることの確認

 ディスクの管理から「パーティションのスタイル」を調べておく。

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ここがMBR」なら、このあとの手順どおりで解消する。

ここが「GPT」なら、このあとの手順では解消しないので、このサイトは閉じたほうがいい。

 

環境確認②BIOSモードがレガシであることの確認

 「ファイル名を指定して実行」画面から msinfo32 を起動する。

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BIOSモードが「レガシ」

セキュアブート状態が「サポートされていません」

 だとすれば、このあとの手順で解決する。そうでないなら、この先の手順は無意味なので、このサイトは閉じたほうがよい。

 

 

 

ここまでの確認により

 ①パーティションのスタイルがMBR、かつ

 ②BIOSモードが「レガシ」の環境 において

5つ目のパーティションを切ろうとしているために、「選択されたGPT形式のディスクには、種類が…」というエラーが出ていることがわかった。

MBR環境 なのに、エラーメッセージが「GPT形式の…」である時点でWindowsおかしい。バグってる。

 

解消方法

 パーティションのどれかを削除して4つにするしかない。今回は17.63GBのボリュームが未使用だったので、これを削除することにする。

 

ディスクの管理から、対象のパーティションを右クリックして「ボリュームの削除」する(このパーティションにあるデータは全部消える)。

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これでパーティションの数は4つになったので

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NTFSでフォーマットすれば

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無事使えるようになる。 

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