サーバOS換装に向けて、いよいよHDDの取り付けに入る。
<サーバOS換装>
既存環境:fedora20(2015年6月構築)HDD 512GB
新規環境:fedora30(2019年8月構築)HDD 6TB
サーバはコレ。電源落として埃を吸って(吸いきれてないが)手元に持ってきた。
HDDは4つ装着できる。HP製の名機MicroServer N54L。
2014年2月の購入から5年半を経過しているのに全く問題なく動く。
HDDが4機も入るのに音は静かで省電力。最高すぎたので2017年にもう1台買ってしまった。
今はもうメルカリにすら出ているまい。本当に良い買い物をした。
交換前のHDDの状態を見ておく。
起動ディスクはこれ。
/dev/sda の500GB。既存fedora20のbootやrootのある起動ディスクだ。
左から2つ目のディスクを取り出してみる。
WD(ウェスタンデジタル)の3.0TBのラベルシールが貼られていることから、/dev/sdbとして認識されていた3TBだろう。これは今回の作業では外しておく。間違ってフォーマットしたら大変だから。
左から3つ目のHDDを取り出す。
WDのシールはあるが事前調査のときparted -l コマンドで出てこなかった。つまり、回転すらしていない死んだHDDだ。そういえば「データディスクが1本死んだなぁ」って事態が2年前くらいにあったっけ。こんなの2年間も積んだままにしていたのか。反省。
4つ目のディスクを取り出してみる。
これはSeagate(シーゲート)製の3TB。fedora20では /dev/sdcとして認識されていたディスクだ。以前アキバで買ったやつ。
これも今回は外しておく。間違ってフォーマットしたくないから。
さて、死んだHDD(500GB)が1本あることがわかったので、そのスペースに今回の6TBを入れることにしよう。
壊れたHDDのガワを6TBのほうに付け直して
本体に突っ込む。
起動ディスクはfedora20にしたまま電源を入れる。fedora20のpartedコマンドを使って「6TBディスクのパーティションテーブルをGPTにする」作業をするため。
無事電源が入った。
あれ、デュアルブートになんかしてたっけ…?
滅多に再起動しないからスッカリ忘れてた。まあいいや。
起動が進む。
この画面でEscキーを押すと
キャラクタコンソール起動画面になる。こっちのが好き。
あれ?起動が止まってしまった。
そうか、fstabに記載した3TBのディスク2本を外してしまったから、ディスク見つからないための起動エラーになったんだ。
レスキューモードになるのでrootでログインしfstabを変更する。
こんな画面でも使えるからvim最高。Emacsでは足元にも及ばない。
3TBを読み込みにいく行をコメントアウトして無効にする。
しかして再起動。
またなんかチラッとエラー出るが無視。
しばらく待つとちゃんと起動した。
partedコマンドでディスクの状態をみる。
# parted -l
バッチリ6TBが見えている。が、パーティションテーブルがunknownになっている。想定どおり。次回これをGPTにする。
ここまでくればあとはリモートから作業できるから、次回は(iMacからsshでログインして)6TBディスクのパーティションテーブルをGPTにし、パーティション分割+フォーマットする。