min117の日記

初期desireもち。趣味Mac,メインFedora,仕事xp。

fedora 30 WORKSTATION へのOS換装(6TBディスクにパーティションを作成→マザーボードがUEFI非対応…2TB超HDDからは起動できず→2TBに変更)

 

6TBのHDDの取り付けが完了した。

min117.hatenablog.com

 

次はパーティションテーブルを作成する。

 

<サーバOS換装>

既存環境:fedora20(2015年6月構築)HDD 512GB

新規環境:fedora30(2019年8月構築)HDD 6TB

 

この6TBGPTのパーティションテーブルを作成したうえで、ext4NTFSでフォーマットしていく。

 

こんな形にしたい。

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しかしここで問題が。

なんとMicroServer N54LのマザーボードBIOSでの起動のみ対応でUEFIには非対応だった

silphire.hatenablog.jp

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BIOSで起動

 →MBR(上限2TBまで認識)を読む+OS起動

 →GPT読めない

 

UEFIで起動

 →MBRも読めるが

 GPT(上限64ZBまで認識)を読む+OS起動

 

なので、N54LのBIOSMBRを読んで起動する以上は、起動ディスクとして使えるHDDの上限は2TBまでなんじゃないか?

 

その点、この記事がとても分かりやすい。

plaza.rakuten.co.jp

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しかしこの記事はだいぶ古い。2009年、つまり今(2019年)から10年も前の記事だ。

 

 

 

10年の間にBIOS起動でGPT形式を認識できるように進化してたりしないのか?

 

Wikipediaを調べてみると、UNIX/Unix系のOSならBIOS経由でもGPTを認識し起動できるとある。

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ja.wikipedia.org

 

BIOS GPT」でググ。それっぽい記事がある。

pyopyopyo.hatenablog.com

BIOS起動で読まれるMBR部分にgrub2をインストールすれば、grub2がGPTを読み取って(6TBの)HDD全体を認識してくれる?らしい。

 

こんなイメージだろう。

f:id:min117:20190818065330p:plain

手順は複雑そうだが、試す価値はある。

 

現時点のディスクの状態

$ sudo -s

# parted -l

f:id:min117:20190818064801p:plain

既存のfedora20環境を壊さないように慎重にやる必要がある。

 

 

と、ここまで散々GPTについて調べてきたけどふと。マザーボードBIOSにしか対応していないなら起動ディスクのほうを2TB以内のHDD使えばいいんじゃないか?と思い立った。

 

そういえば以前買って(人にあげるために)とってあった2TBがあったんだった。

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技術的には「6TBで起動ディスク作成」「GPTパーティションにgrub2インストール」はとても興味あるけど、あとからデュアルブートにしたり、データ復旧しやすいことを考えると「BIOSにはMBR2TB以内のHDDを起動ディスクにする」の王道にしたがったほうが後々よさそうな気がする。

 

次回はこの2TBをサーバに装着してfedora30をインストールすることにする。

 

参考)

plaza.rakuten.co.jp

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seekers.hatenablog.jp

 

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