ホーチミンの主要な繁華街で食べるフォーは実は外国人観光客向けで、値段も100,000ドン(500円)とか、安くても70,000ドン(350円)はかかる。それでも相当安いけど。
が、バックパッカーが集まるファンビエン通りに完全に地元民しかいない店を見つけた。
周囲にはバックパッカーの外国人が溢れているのに、誰一人入ろうとしない。逆に、地元の学生と見られる集団や、現場帰りの職人さんらしき人、つまり完全な地元民だけで大繁盛している。初日だけかと思ったら、毎日大繁盛している。
試す。
入店。ちょっとギョッとした顔をされる。なぜ。
着席。メニューに英語がない。
と思ったら英語バージョンが出てきた。他に入る人もいることはいるのか。
ただし日本語バージョンは無い。
まったく分からん。どれでもいいや。
とりあえず一番上の1番を指定。お値段25,000ドン(125円)。
飲み物はパッションフルーツジュースにした。10,000ドン(50円)。
飲み物が先に出てくるのは万国共通か(しかし量多いぞコレ)。
調味料のスダチとかは使い放題のもよう。
待つこと5分。満を辞して登場。
Fried Tofu揚豆腐。香草は2種類。白いのは春巻きの中に入ってるのと同じ麺。
もちろん fish sause(魚醤)のほうでいただく。
むっ…
やはり相当においはキツイ。端的に言うと魚を腐らせたやつ。外国人が日本ではじめて納豆を食べた時はたぶんこんな感じなんだろう。
かすかに旨味もあるので慣れてくると平気になりそうな気がするが、1回の食事でマスターできるほど甘くはない(というか臭い)。
旨味成分アミノ酸は確かに出ているんだけど。それよりかなり臭み成分のほうが多いような…(まあ納豆やらクサヤやらチーズも同じことか)。
揚げ豆腐は普通に美味しい。3個ほどは魚醤で食べたけどそこでノックアウト。あとはSoy Sourceのほうでいただいた(醤油は完全に日本と同じ味)。
パッションフルーツジュースは…まあジュースだった。
サイゴンビールを求め街に出る。