VMwareにいる Windows10(Build 10586)が突然なんの前触れもなくシャットダウンしてしまうようになった。
なんだこれ。2019年6月頃に初めて発生。しばらく放っておいたが、今も起きる。
これと全く同じ現象。
原因調査も面倒だったので放置しておいたけど、最近Windows10でいろいろやってみたくなって、あらためてこの「いきなりシャットダウン」現象に本気で取り組むことにした。
<結論>
下記で一応解決?したっぽい。
<直し方>
1. システムのプロパティ→詳細設定 で「自動的に再起動する」のチェックを外す
手順はこう。
まずは左下のスタートを押してすぐ「cmd」と打つ。
「コマンドプロンプト」が出るので右クリックして「管理者として実行」する。
ユーザーカウント制御が出たら「はい」
コマンドプロンプトが起動したら「sysdm.cpl」と入力しEnter。
「起動と回復」にある「設定」を開く。
「自動的に再起動する」のチェックを外して「OK」する。
とりあえずこれで、システムエラー時に勝手に再起動はしなくなったはず。
ただ、今回困ってるのは勝手に再起動じゃなくて勝手にシャットダウンだから、果たしてこれだけで治るかは微妙なところ。
そこでもう一つ試しておく。
2. システム ファイル チェッカーを使う(DISM.exe)
このサイトにある「3. DISM.exe …」の記述を試す。
https://support.microsoft.com/ja-jp/help/4026529/windows-10-using-system-file-checker
これは(どうやら)今インストールされているWindows10の起動イメージをマイクロソフトのサイトからダウンロードしてきて強制的に修復するコマンドらしい。
やってみる。まずは上記と同じ手順で「コマンドプロンプト」を出し、右クリックから「管理者として実行」する。
コマンドプロンプトが出たら
DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth
と入力しEnter。
しばーらく時間がかかるが放っておく。
20.0%のまま1時間くらい進まなかった。
しかししばらく放っておくと、あっけなく100%になる。
「復元操作は正常に終了しました」「操作は正常に完了しました」と出れば終わり。
ちなみに今回試したWindows10のバージョン(ビルド)は10586。
※ Windowsのバージョンはコマンドプロンプトで「winver」と打てば表示できる(豆知識)。
最新のWindowsのビルドは19041だから、それに比べれば10586なんてかなーり古い(Windows10がベータだった頃の)バージョンだが、そんな古いのでも1や2の手順で治った。ということは最新版でも同じ手順で治せるだろう。
参考)
レジストリを使って強制再起動させないようにする手順。たぶんいろいろ危険。
消えないようにメモ。
DISMは面白そうだから今後も調べる。
追記)勝手にシャットダウンするのはWindows10の評価版の仕様ぽい。