min117の日記

初期desireもち。趣味Mac,メインFedora,仕事xp。

fedora30 VMware上のWindows10へのメモリ割当てを2GBから4GBに変えた時のvmstat

VMware上にあるWindows10の動きが遅い。

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なぜだ。

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メモリ割当を増やしてみるか。

 

VMware Workstation は fedora30 で動かしている。物理メモリは16GB。

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Settingから

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メモリ割当てを変える。

 

2GBから4GBへ。

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変更をSaveした直後の fedora30 の様子をvmstat で観察する。
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お。予想に反してswapはあまり発生していない。

 

むしろbi(block in)つまりブロックデバイスつまりHDDへの書き込み が増えているようだ。

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割当後のメモリをWindows10上から確認する。

PS> systeminfo | more

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物理メモリの合計がちゃんと 4,095MB(4GB)になっている。なのに動作は遅い。

 

タスクマネージャーを見ると

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CPUが99%。そりゃ遅いわけだ。

 

下地であるVMwareを動かしている fedora30 をtopコマンドで見ると

$ top

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HandBrakeCLI(動画変換)が5つも同時に動いている上にffmpegまで走っていた。そのうえにVMware動かしたら、そりゃCPUも100%になるわ。

 

さらに htopコマンドで見ると

$ htop

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ロードアベレージが19という。とんでもなく高い値になっている。

 

CPUのコア数はたった2つだから

$ cat /proc/cpuinfo | grep processor

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ロードアベレージも2前後が通常なはずなのに。とんでもなくたくさんの処理をブン回していることになる。

 

しかし動画は(Apache経由で)しっかり配信できていたりする。

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Linuxのタイムスライスはホント凄いな。オープンソース最高。