前記事でLinuxでsqlplusを使えるようにした(Oracle謹製Instant Clientを使用)。
しかし、ヒストリ機能がない(Instant Clientだから?)。例えば矢印キー(↑や↓)を押しても、過去の履歴を表示できない。これじゃ実用に耐えない。
同じ悩みを解決している記事があった。
手順は以下のとおり。
① readline-devel をインストールする
② rlwrap をインストールする
③ sqlplus でヒストリ機能(履歴機能)を試してみる。
上記記事では②はソースからmakeしてたけど、yumでインストールできた。
まずは ① readline-devel をインストールする。yumでインストールするだけ。
# sudo yum -y install readline-devel
何事もなくインストール完了。
次に ② rlwrap をインストールする。fedoraではこちらもyumからインストールできた。
# sudo yum -y install
こちらも無事にインストールできた。
いよいよ ③ sqlplus でヒストリ機能(履歴機能)を試してみる。sqlplusを起動する前に rlwrap を呼べばいい。
# rlwrap sqlplus scott/tiger@192.168.1.100:1521/MYDB01
rlwrapで包んでいるので、履歴機能が使えるようになっている。
上矢印を押して履歴が出る(赤枠部分)。
Ctrl + r を押して検索文字列(line)を打つと、履歴を見れる(青枠部分)。
sqlplus で履歴が使えるとは。便利すぎる。WindowsのOracle純正クライアント(sqlplus)より遥かに便利。さすがはLinux。