XenDesktop7をインストールして「デスクトップ配信」すること目標に進めてきたが、配信すべきデスクトップOS(Windows10やWindows7、または8.1)を持つ環境がなかなか用意できない(スペック不足)。
※ 別記事で、上図①の移動は完了したが、2012R2のサーバを2つ動かしつつ更に②を起動するにはなおスペックが足りない。
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そこで、「デスクトップ配信」はいったんやめて、「アプリケーション配信(XenApp)」を優先に進めてみる。
アプリケーションを配信するだけならサーバ機でもいい。良さそうな記事があった。
コラム - ワークスタイルを変革する技術とクラウド | 第10回 XenDesktop 7のアプリケーション配信を試す|CTC教育サービス 研修/トレーニング
上図にある「VMware_Win2012R2Srv_2」のほうに XenApp配信用クライアント(VDA)をインストールし、サーバの Notepad.exe を配信する例を考えてみる。
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Delivery Controller の場所(Controllerアドレス)を手動で入力しないといけない。XenDesktopをインストールするときに決めた「ddc.xendesktop.example.com」を入力する。
「接続テスト」ボタンを押して、正しいことを確認のうえ「追加」ボタンを押す。
あれ?「Delivery Controller への接続に失敗しました」となってしまう。
このままでは気持ち悪いので、いったんインストールをキャンセルする。
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「Delivery Contoroller への接続に失敗しました」と出てしまうので、デリバリーコントローラを起動したままならインストールできるのか?試してみる。
デリバリーコントローラは、このサーバにインストールした「Citrix Studio」のメニューの一部なので、まずは Citrix Studio を起動。
なぜかスナップインのエラーが出て起動にやたらと時間がかかってしまったが、別記事どおりに解消。
Citrix Studio が起動し、デリバリーコントローラも見える。
この状態で再度VDAのインストールを進めていく。
ダメだやはり黄色い三角は消えない。よく分からないので「インストール」ボタンを押して進めてみる。
インストール後再起動される。
Windowsのアップデートまで一緒にされてしまったらしい。しばらく待つ。
再起動後、ドメインユーザー(ddc@XENDESKTOP)でログインすると、(VDAの)インストールが続行される。
必須の要件の確認だけで10分くらいかかる。検証環境(VMware Workstation)のメモリ不足なのか?そもそものXenDesktopが遅いのか?は不明。
すでに30分近くかかっている(右下の時計参照)。VDAのインストールってこんなに時間がかかるものなのか?
「パイプパイプを閉じています」というよく分からないエラーになってしまったが、「完了」しておく。
再起動された。