RaspberryPi3 からリモートデスクトップでWindowsに接続する。
要は、この画面にWindowsの画面を表示したい。
RaspberryPi(Raspbian OS)には、リモート接続ソフトウェアとして「VNC」がデフォルトでインストールされているが、今回はリモートデスクトップで接続したい。ついでにリモートデスクトップのアイコンも作る。
まずは RaspberryPi 3 にリモートデスクトップクライアントをインストールする。
$ sudo apt-get -y install rdesktop
ssh 接続でインストールしてもいい。
このへんも参照。
インストールしたらWindowsに接続する。コンソールを開いて「rdesktop サーバアドレス」と打つだけ。
$ rdesktop 192.168.1.100
ユーザー名やパスワードを都度打つのが面倒くさいので、接続時に自動で入力されるようにする。
このへん参照。
以下の条件で一発接続するためのショートカットを作る。
サーバ:192.168.1.100
ユーザ名:admin
パスワード:12345
解像度:1024x768
画面モード:フルスクリーン
デスクトップに rdesk.sh という起動スクリプトを置いて、内容に以下を記述する。
<記述内容>
rdesktop 192.168.1.100 -u admin -p 12345 -g 1024x768 -f
コマンドでやるなら
$ echo 'rdesktop 192.168.1.100 -u admin -p 12345 -g 1024x768 -f' >> rdesk.sh
このスクリプトに実行権限をつける。
$ chmod 777 rdesk.sh
rdesk.sh をダブルクリックする。「Execute」を選ぶと実行される。
フルスクリーンで Windows に接続する。
これで普通のパソコンと変わらず使える。仮想環境に複数Windowsを用意しておいて切り替えて使える。便利。