拡張子htmlファイル内にphpコードを書いて動作させるには、やり方が2つあって
① /etc/httpd/conf/httpd.conf の設定を変える方法
② コンテンツを置いた各フォルダに .htaccess ファイルを置く方法
が選べる。前回記事では①を採用した。
①と②のどちらがいいか。結論は①。httpd.confを使った方が圧倒的に良さそうだ。理由をまとめておく。といっても、こちらの優れた記事が全てを語っていた。
理由1.
confファイルをいじれる権限さえあれば、.htaccessを作成する必要はないから。
自宅サーバの場合はサーバの全権限は自分の手の内にあるわけで、当然 /etc/httpd/conf/httpd.conf もいじれるわけだから、.htaccess を使う必要がない。
理由2.
.htaccessを使うと、ユーザーにサーバの設定変更を許可することになるから。
Apache チュートリアル: .htaccess ファイル - Apache HTTP サーバ バージョン 2.2
自宅サーバだから、外部の他人からアクセスされることは(ログを見てても)まず無い。使うのは自分だけ、壊すのも自分だけだ。
そんな状況で、各コンテンツフォルダごとに.htaccessなんて設定したら「あれ?このフォルダはアクセスできるのに、こっちはできない」「あ、こっちだけ.htaccess効いてるじゃん」みたいな。設定のとっ散らかりが発生する。自分を騙すのは自分。結局そうなるから、各フォルダごとに設定がバラバラなんてゴメンだ。
理由3.
隠しファイルだから。
単純に嫌なんだよね。設定ファイルのような重要なファイルが隠し属性で存在するということ自体が。全てを自己管理できる自宅サーバにおいて、これをする理由がない。設定ミスの原因になるだけだ。
.htaccessって「なんか気持ち悪い」という理由で極力避けてきたけど、今回しっかりドキュメントに当たってみて避けてた理由が納得できた。他人のサーバをレンタルするのでも無い限り自分には縁が無さそう。