macOS Montereyで追加された画像内文字認識機能。
この機能が使えるのは現時点で7つに限られている。
選ばれし7言語
これが「Appleが考えた」世界言語だということだろう。
English…言わずもがな。
Chinese…この大国は無視できない。世界人口の18.5%は中国人だ。
French…ドストエフスキーの作品にも頻繁に出てくる。ロシアでも貴族はみなフランス語を使った。ルネサンスからの歴史を少しでも知れば、この言語が欠かせないものであるとよく分かる。
Italian…なぜ入るのか不思議だが、ラテン語つながりか?ロシア語があってよさそうなものだけど。
German…勤勉と哲学と人間。それがこの言語には全て入っている。必須だろう。
Spanish…イタリアと同じか。
Portuguese…欧米とロシアの間。交差点にあるものは常に重要。だから選ばれる。
日本語は含まれない
同じ漢字圏なのに中国語は含まれていて日本語は含まれていないというのがポイント。
国力の差が出た。
日本は斜陽の国。経済の根幹である働く人々の生活がアベノミクスで無茶苦茶にされ、人が育っていない。
電子マネーだのデジタルだの、上っ面だけ追って、肝心の、経済力を生み出す根幹になるはずの人々の地力が蔑ろにされてきた。だから斜陽になる。
今さら「賃金を上げる」とか言ってるが。30年遅い。
失われた世代は今、子を産み育てる(はずの)世代になっている。
彼らが享受するはずの賃金が、自民党に吸われ、経団連に吸われ、公明党にバラ撒かれ、結果「働く人」に行き渡らず、育たず。
企業の内部留保だけがバカみたいに増えた。
ペンペン草も生えない荒野になった日本の賃金がこれだ。
これはホント正しい。
ちなみに国債格付けはもうすぐBに落ちる。中国にはとっくに抜かれている。
日本の斜陽。
今回のMontereryに限らず、いろんなところで(残酷な現実として)これからも現れてくるだろう。