海外旅行(アメリカ・サンフランシスコ)に行く前に気になっていたデジタル環境について、旅行中に気づいた点をまとめておく。
概要
・旅行先はアメリカ、サンフランシスコ
・成田空港 → 仁川国際空港(韓国)→ サンフランシスコ国際空港 で移動
・Expediaで予約。最初は色々心配だったが、終わってみると最良の選択だった。ツアーじゃないから安いし、最低限(航空券の手配)だけをやって、あとの行き先も全部自分で決められるのがよかった。
・旅行準備は「地球の歩き方」くらい。これは助かった。持っとくべきと思う。情報は大事だった。正しくない情報(直感)で動くと、海外では命に関わることもある。
行く前の疑問
① 無線LAN
現地にWiFi環境はあるのか?無料か?モバイルルータ持ってく必要あるか?
② 連絡手段
LINEは使えるのか?無料か?
③ 電源
電圧は何ボルトなのか?変圧器は必要なのか?USB充電はどうか?形状は?
結論
① 無線LAN
WiFi環境
現地にある。無料。海外用のWiFiルータは要らない。空港で海外用ルータを(1日1,500円とかで)貸し出ししているけど、数日旅行するだけなら、借りなくても事足りると思う。
(空港)
無料のWiFiが完備されている。途中で経由した韓国(仁川国際空港)、到着地のサンフランシスコ国際空港、どちらも完備されていた。
(ホテル)
ツアーでいくような高いホテル(ヒルトンとか)だとWiFi使うのまで有料らしい。日本人はいいカモにされてるのかもしれない。今回はツアーではなく、航空券だけ取ってあとは自力の旅行だったので、ホテルも5,000円程度の安いところだった。
そういう安ホテルだと、無線LANはまずほとんど無料だろうと思う。今回のホテルも、チェックインの段階で無線LANのSSIDとパスワードを書いた紙をくれた。
(街の中)
スターバックス(サンフランシスコのそこらじゅうにある)の無料WiFiが使える。そのほかにも、GAPとか、大型の店のそばにいけば大抵はある。
スタバ以外のチェーンの喫茶店だと Philz Coffee が便利だった(サンフランシスコ街中だけでなく、バークレーにもあったり)。あとは xfinitywifi というSSIDはよく拾った(が、繋がりにくい)。
当日は雨で、悪天候の中 WiFi を探す羽目になったが、それほど苦も無く見つかった。
公共交通機関(VTAというバス)のバス停周辺でも、VTAの無線WiFiが使える(ただし、ユーザ登録は必要)。
スタバに限らず、そこいらの喫茶店に入れば、無線WiFiは困らない。
② 連絡手段
LINEは使えるのか? → 使える。もちろん無料。WiFiあれば。ネット技術(TCP/IP)なんだから、当たり前と言えば当たり前なんだけど、昔まだ学生の頃には、海外と連絡をとる(例えば電話を使う)なんてことになると、とんでもない金額がかかったものだ。それが今や、LINEなりのIP電話で世界中どこでも無料で電話できるんだから凄いことだと思う。
③電源
電圧は150ボルトだった(と思う)。変圧器は要らない。iPhoneやiPadの充電器は 100V(Vはボルト)から240V まで対応しているので、そのままサンフランシスコで使える。
電源のクチも、サンフランシスコは日本と同じ形なので、コンセントにそのまま挿すことができた。
電圧が強いせいか、充電がかなり早いように感じた(気のせいかもしれないが)。
ちなみに、飛行機では、USBで充電できるようになっていた(航空会社によるかもしれないが)。こちらも普段日本でしているのと同様に充電できた。ただし、iPadは充電できなかった(電圧が足りないのかも)。
さらに、仁川(インチョン)国際空港では、USBで充電できるタワーがある。譲り合いで使うので、英語でのやりとりは必要になるが、いろんな国の人と話せて楽しい。身振り手振りでも十分なんとかなる内容だし。
仁川国際空港は、充電はこのとおり完備してる上に、国際線の乗り継ぎ客には専用に無料のシャワーを貸してくれる。快適で、大きな局面ディスプレイの展示もあり、韓国の国際空港は成田よりずっとすごかった。日本みたいに(充電とかシャワーとかの、くだらないところでの)費用がかからないし、とにかく快適な空港だった。
なお、充電とは全然関係ないが、冒頭の「地球の歩き方」本によると、ホテルのチップは金額を明示してそれと分かるように置くのが正しいらしい。安ホテルだったが、無線WiFiは快適だし、気持ちよい旅だったので、お礼の文章をつけて金ピカの2ドルを毎晩置くようにした
そしたらメイドさんがお礼の文章を書いてくれてあった。部屋もめっちゃ良い香りのフレグランスを撒いてくれてあり、安いホテルなのに最高の部屋になっていた。良い旅になった。