アメリカ旅行の帰りに秋葉原に寄った。3TBが安売りしている。税込み7,700円。ちょうど母艦fedoraの内蔵HDDが足りなかったので買った(Amazonよりさらに安い)。ふぉ
これを Linux(fedora)からコマンドでフォーマットする。
・フォーマット形式:NTFS
・パーティション:1つだけ
データ用の3TBのHDDとして使えればそれでいい。
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HDD取り付けは完了。コマンドでパーティション切ってフォーマットしていく。
sudo して作業する。
# fdisk -l | grep "Disk /dev"
2.7TBのもの(製品箱は3.0TB)は2つある。/dev/sdb と /dev/sdd のどちらか。
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/dev/sdb1 のUUIDを blkid コマンドで調べてみる。
# blkid /dev/sdb1
# cat /etc/fstab | grep UUID
fdtabに記載があって既に使われている(UUIDが登録されている)HDDは /dev/sdb なので、今回新たに取り付けたHDDは /dev/sdd と分かる。
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fdisk コマンドを使って初期化していく。
# sudo fdisk /dev/sdd
parted を起動し、mkpartコマンドを使ってパーティションを切る。
# sudo parted -l | grep dev
# sudo parted /dev/sdd
(parted) mkpart
開始?:0%
終了?:100%
…それでもかまいませんか?:Y
…パフォーマンスが出ません:I
明らかにおかしい。3TBあるはずなのに、2199GBしか認識されていない。パーティションテーブルがmsdosだからか。
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パーティションテーブルを gpt にする。
(parted) mklabel gpt
(parted) p
または
(parted) print
正しくなった。パーティションテーブルが gpt になり、容量も 3001GB で認識されている。q(uit) コマンドでpartedを抜ける。
(parted) q
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# fdisk -l | grep dev
# sudo blkid /dev/sdd1
# sudo blkid /dev/sdb1
# df
# mkfs -h
# fdisk -l | grep dev
# mkfs -t ntfs /dev/sdd
フォーマットにはものすごい時間がかかる。1晩かかった。
フォーマットが終わるとUUIDが振られる(?)らしい。blkid コマンドでUUIDを確認する。
# sudo blkid /dev/sdd1
しっかりとUUIDが振られていた。あとはこれを /etc/fstab に記載してマウントする。
# sudo vim /etc/fstab
/media/3TB としてマウントする例
fstab を編集し終えたらマウントする。
# sudo mount -a
# mkdir /media/3TB
マウント先フォルダにアクセス権限があると、あとでファイル共有(samba)したときに書き込めないとか面倒がありそうなので、chmod 777 しておく。
# chmod 777 /media/3TB
# mount -a
マウントされたか確認。
# df -h
しっかりと認識されている。「Unable to find suitable address」とあるのが気になるがあとで調べる。
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ネットワーク上で共有するために samba を設定する。
# sudo vim /etc/samba/smb.conf
3TB という名前で共有する例
# sudo systemctl restart smb.service
同じネットワーク上にいる Windows10 から共有フォルダが見えるか確認。
¥¥fedoraサーバ名¥3TB
よし。
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次は、httpdで公開して外出先からもアクセスできるようにする。
# vim /etc/httpd/conf/httpd.conf
3TB という名前でアクセスできるようにする。
# sudo systemctl restart httpd.service
ブラウザからアクセスしてみる。
よし。
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