シンガポール旅行。無料のWi-Fiについて。 2017/1/25時点。
アジア圏では、無料のWi-Fiを使うにはSNSが必要。つまり無料のWi-Fiを使うために、いったんはSNSメールを介して認証を受ける必要がある。ところが、海外では ドコモメールもソフトバンクメールもauメールも使えない!で、どうする? となり、困った。
無料Wi-FiにSNS認証使わせる(なんてケチなセキュリティにする)のはアジアだからか。アメリカでは無料だったのに…と思っていたら、当の日本自体もそうだった。日本国内で、自由にSNSを受けられる環境にいたから気づかなかっただけで。
② SSIDの下に「セキュリティに関する警告」という文字が出る。
③ 認証画面に飛ばされる。
ここからが違う。
アメリカの場合
④ 「CONNECT」のようなボタンが出る
⑤ それを押すだけ。
これだけで無料のWi-Fiが使用できるようになるのがほとんど。
シンガポール(日本も)の場合
⑥ 「LOGIN」のようなボタンが出る
⑦ 押すと、氏名/生年月日/日本の携帯番号/メールアドレス等を入力させられる
⑧ 入力して進むと、日本の携帯番号のSNS宛にパスワードの書かれたメールが行く
⑨ それを入力して初めて無料Wi-Fiに繋がる
⑧がかなり厄介。日本のSNS宛にメールを飛ばされても、今は海外(シンガポール)にいるのだから、受けるすべがない。
解決法1(ソフトバンクのみ可能)
とりあえずソフトバンク携帯の電源を入れてみる。
なんと、今回はこれで解決してしまった。ソフトバンクの場合、海外に出ると勝手にローミング(海外でも使えるサービス)に接続してくれる(ただし、通信料がバカみたいに高くなる)。
今回も、自動的に現地の通信会社 SingTel の通信網に自動で接続してくれた。以下画像右上の電波マークのところに「R」が表示されて、ローミング状態であることがわかる。しかも即座にSNSメールで「国際ローミングサービスを使用しています(通信料バカ高いよ)/このメールは無料です」を送ってくれる。さすがはソフトバンク。国際サービスが素晴らしい。
通信料は怖かったが「SNS1通くらいならたぶん数百円で済むだろう」と思い、おそるおそるSNSを受信。⑧の認証メールを受け取り、⑨に進んでめでたく無料Wi-Fiに接続できた。
※ ソフトバンク携帯は、Desire(2010年発売の銀SIMで動く)を未だに使用している。画像はその画面のキャプチャ。
※ アメリカ旅行の際に経由した韓国(仁川国際空港)でもソフトバンクの自動ローミングは働いた。ガラパゴスの日本で、こんなふうにちゃんと国外利用を見据えて顧客サービスを展開する企業はあまり無い。
解決法2
シンガポールの国際空港(チャンギ国際空港)のインフォメーションカウンタに行き、Wi-Fiを使いたい旨を伝える。これだけで、⑥⑦までが済んだ状態の「接続IDとパスワード」をくれるらしい。最初からこうすればよかった。接続は、iPhoneに出てくる無料のSSIDのうち「Wireless@SG」を選ぶ。シンガポール政府が提供する無料Wi-Fiで、街中のいろんなところに電波が飛んでいる。