台湾旅行。成田空港から飛ぶ。これまでの旅行は全て羽田空港からだったのでどうしても比較してしまう。結論から言うと、成田はだいぶ質が劣る感じ。
・東京からの便が悪い
特急(スカイライナー)でも40分かかるうえ費用がバカにならない(2,500円近くかかる)。普通電車だとまだ安いけど。とにかく距離がある。羽田のほうが近くてずっと使いやすい。
・搭乗手続き前(ゲートをくぐる前)のシャワーがない
搭乗前の一晩を空港で過ごすのが楽しみ(宿代が浮くし空港の空気自体が好き)なんだけど、なんと搭乗手続き前にシャワーを浴びる施設が成田には無い。ただでさえ空港まで遠いんだから。長い移動のあと、せめてシャワーが充実してたらだいぶ違うのに。
・無料Wi-Fiの電波が悪すぎる
一番残念だったのがコレ。Wi-Fiが全く役に立たない。国際空港でこの状況かと。
第2ターミナル(クレジットカード会社ラウンジ)にて
SSIDは「FreeWiFi-NARITA(2.4Ghz)」と「同(5Ghz)」があり電波自体は拾える。パスワードも入力なしで繋がる(チェックマークは付く)ところまでは良いのだが、そのあとブラウザからネットへの接続が全くできない。「インターネットに接続されていません」エラーが出てしまう。
今まで経験した中ではDHCPでIPアドレスもらえてないか、DNSが名前解決できてないときの動きによく似てるように思う。
$ ifconfig | grep inet
IPv4、IPv6両方とも自動割り当てるしているようだ。しかしIPv4だけみても「IPアドレスが2つ振られている」ように見える。しかも169のアドレスのほうは APIPA で、DHCP親とうまく話せてないってことだから、パケットがこっち(169)を通って外に行こうとしてるなら通信できないのもわかる。
けどそもそもなぜ「NICが2つ」もあるのか?Macbook Air なのでNICは無線1つしかないはずなんだけど。かつてVPN用にソフトイーサ(tun0)でもインストールしたっけかなあ(忘れた)。端末原因なら空港のせいにはできないし。grepが裏目に出てしまった。
pingも飛ばしてみる。GoogleのパブリックDNSで試させてもらう。
疎通してしまった。てことはパケットは通過している?いよいよ分からない。
もう一度ifconfigしてちゃんと調べようととしたところで、「クレジットカード会社ラウンジ」の閉店時間が来てしまい調査終了となった。
というか、有料で入るラウンジのネット環境がこれかと。クレジットカード(GOLDカード)を持っていれば無料での利用が可能だけど、それにしてもひどい(1000円払って利用してる人もいるわけだし)。
ネットができない国際空港なんて、さすがにまずいだろう。成田空港にはほんともうちょっと頑張って欲しいと感じた。