台湾旅行。現地でSIMを契約する。これほんと楽しみ。
その国のSIM(通信インフラ)契約から見えることって本当に色々あると思う。各国でSIMの契約をするときに実感させられる。
・海外には「SIMロック」なんてものは無い
例えばどの国も「SIMフリーが当たり前」だ。SIMロックなんてものがあるのは日本くらいだ。そしてそれは(突き詰めれば)「ロックしてもいいし、キャリアが囲い込みをしてもいいから、そのかわりキャリアは手取り足取り、手厚いサービスをしてね」という、日本の文化が生んだ結果だろうと思う。
これがなくならない限り(文化はなくせないけど)総務省がいくら「SIMフリーにせよ」と声をかけたとしても、海外ような状況にはならないだろう。
・海外ではギガが激安
海外ではいわゆるギガが激安で買える。日本みたいにキャリアが儲けを優先して利用者の使い勝手を犠牲にするなんてことはしない。
例えば今回行く台湾について調べてみても、プリペイドSIM各社とも「使い放題7日間1,500円」いう安さ。たったそれだけで旅行のあいだじゅう、ずっとスマホが使い放題になる。これなら見ず知らずの土地に行っても安心だ。
これに対して日本の空港にあるプリペイドSIMは「3GB30日間4,000円」なんていう相場になっている(2018年9月9日現在)。
いまどき3GB程度では、Googleでちょっと地図検索しただけですぐ使い切ってしまう。30日ももつはずがないだろう(見ず知らずの土地でGoogleMapを見られないとか…逆の立場を想像するだけで身の毛がよだつ)
台湾 使い放題7日間1,500円
日本 3GB30日間4,000円
これも、「利用者の皆様への手厚いサービス」を口実にキャリアが利益をむさぼるという日本の通信インフラ(を生み出した文化)の結果だろうと思っている。
日本もせめて「30GB7日間」くらいにしないと旅行者減っちゃうんじゃないの?と。心配に思わずにはいられない。
日本の話はこれくらいにして、今回の旅行先台湾ではSIMは本当に手頃な値段で手に入るようだ。ネットにも記事がたくさんあった。
台湾旅行のプリペイドSIMカードは中華電信がおススメできる3つの理由 - PHOTRAVEL
これまでの旅行先(シンガポールやマレーシア)と比べても遜色ない安さ。
イギリスは実は日本みたいにキャリアのSIMロックがあるが(さすが島国よく似てる)それでも日本ほどは高くはなかった。しかも「キャリアが提供する無料Wi-Fiスポット」がそこいらじゅうにあったからギガも減らなかった。
これまで行った国のSIMは記念にとってある。
今回はここに台湾が増えることになる。どのキャリアにするかは迷ったけど、個人的にはこの記事にオススメされた亞太電信が一番良さそう。
想定している優先順位
① 亞太電信(Asia Pacific Telecom)
② 中華電信(Chunghwa Telecom)
③ 台湾大哥大(Taiwan Mobile)
④ 遠傳電信(FarEasTone)
⑤ 台灣之星(T STAR)
⑥ ワイホー(wi-ho)※日本の会社
理由
①は上記記事のオススメなので。
②は「APNは自分でやってね」という姿勢らしいので。そういうぶっきらぼう(?)なところほど、実のある契約内容だったりするから。期待大。
③は初心者でも契約できるくらい簡単かつ英語が通じそうなので。
この3社のうち、どれかで契約すればまず大丈夫だろう。
④⑤は聞かないから今回はスルー。
⑥は眼中になし。日本の会社に用はない(とくに海外SIMサービスにおいては)。
着いたらすぐ契約してみる。