10月に受験した情報処理安全確保支援士(SC)の合格発表が昨日(2019/12/20)にあった。
結果はこれ。
不合格。しかし午前は96点(25問中24問正解)取れていて
最難の午後Ⅰもクリア(78点)していただけに残念。
やはり午後Ⅱ は鬼門だったようだ。正答と見比べてみる。
設問2の「対策1から4」が全て不正解。
設問が分かりにくくて答えにくい問題だとは思っていたが、それが直接合否に影響してしまった。
とはいえ「iptables」「レビュー」「第三者」は答えられた問題。もったいなかった。
試験全体の統計情報を見てみる。
受験者の平均年齢は36歳前後。合格者は34歳。
受験者数はコレ。今年(2019年)春から受験者が激減している。
受験者数も今年の春で過去最低を記録し、今回も持ち直していない。人気のない資格になってしまったのか?
ほかの高度試験(例えばネットワークスペシャリスト)と比べると情報処理安全確保支援士だけが「合格者が官報に乗る」という不思議な国家資格になっている。
この、まるで政府に忖度したかのような資格だから受験者に嫌気がさしているのかもしれない。
政府といえば、昨日発表された来年度予算は過去最大の102兆円6,580億円
消費税を上げたのに予算不足。
何に使うかと思えば
「宇宙作戦隊」「サイバー防衛隊」の設置費用を理由に挙げる。
ヒーロー戦隊モノか?幼稚園のおままごとか?と見まごうニュース だが、これは正真正銘来年度の予算を伝える現実のニュースだ。
幼稚な政治が、桜の会のみならず予算までも私物化しようとした言い訳として「サイバー」を持ち出しているともみえ
一般人のみならずシステムの世界にいる人々も辟易しているだろう。
たとえ合格しても「情報処理安全確保支援士、取得しました」「ああ、あの戦隊モノね」という評価しか受けないのでは、だれも取ろうと思うまい。人気が下がるのも分かる。
試験問題自体は(頭の体操になって)好きだけど、次受けるかは迷う。