min117の日記

初期desireもち。趣味Mac,メインFedora,仕事xp。

「Windows 10はライセンス認証無しでも実は使える」を試す(slmgr /rearm) → 失敗

これ。素晴らしい記事。試す。

wicachi.com

 

きっかけはこれ。仮想環境にあるWindows10が勝手にシャットダウンされるので原因を調査していたら

min117.hatenablog.com

 

原因はライセンス切れだったからっぽい。

blog.putise.com

 

冒頭記事によるとslmgr -rearm」コマンドさえ打てば管理画面に行ける(行って、ライセンス情報を更新できる)とある。

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slmgrコマンドとは、ボリュームライセンスを管理するためのコマンド。会社なり官公庁なりのシステム管理部門にいる人はたまに耳にしているはず。

docs.microsoft.com

 

まあ、記事は2016年の古い記事だし既に内容は古いかもしれないが、試す価値はある。

 

記事の環境をみると

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Windows10Proでバージョン1607、ビルドは14393となっている。かなり古い。Windows10といっても初期ビルドだろう。

 

で、今回試すWindows(手元の環境)はというと

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Windows10のバージョン1176、ビルドは10586

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記事の環境よりさらに古い。Windows10の出たて(Longhornのあと)くらいに、実験用に作った仮想環境だから。

 

やってみる。まずはコマンドプロンプトを管理者として実行し

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slmgr -div」コマンドで現在の情報を表示する。

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あ、まちごうた。正しくは「slmgr /dlv」だった。「スラッシュディーエルブイ」が正しい。ハイフンじゃない。アイじゃない。

 

間違うと使い方を教えてくれる。

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/rearm は「コンピューターのライセンスの情報をリセットする」コマンド。

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ふむふむ。

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ほうほう。

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ADのオプションまであるのか。こんどじっくりいじることにする。

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気を取り直して、正しいコマンドを打つ。

slmgr /dlv

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残りのSKU猶予期限リセット可能回数: 2 とある。

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さて、/rearmしてみる。

slmgr /rearm

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コマンドが正常に完了し、再起動を求められた。

再起動する。

shutdown -f -r -t 0

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再起動完了。結果やいかに。

slmgr /dlv

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ダメでした。リセット回数が減っただけで、有効期限切状態は変わらず。

 

slmgr /rearmする前後を比較すると

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通知の理由が変わっているのと、リセット回数が2から1に減っている。

 

このままだと「突然シャットダウン」現象はたぶん収まらない。また別のやり方を探す。

 

予定

・「通知の理由 0xC004FC07」でduckduckgo

・「残りのSKU猶予期限リセット可能回数 変更」でduckduckgo

・「ライセンス切れ 自動再起動 レジストリ」でduckduckgo

 

https://support.microsoft.com/ja-jp/help/10738/windows-10-get-help-with-activation-errors