仮想通貨。名前からして胡散臭い。とてもじゃないが関わりたくない。クレジットカードですら嫌いなのに、そんな投機的な臭いのするもには関わりたくない。そう思っていた。つい先日までは。
しかし、偶然にも Bitcoin について調べてみて凄さがわかった。何だこれ。考えた人、天才すぎる。投資にはまったく興味がないが、技術的に面白すぎる。
しかし、始め方がわからない。仮想通貨で取引できるのはいいが、最初の1円(というか1ビットコイン)をどうやって得るのかが分からない。
取引所や銀行から買うということはもちろんできるだろうが、それだと意味がない。手数料(というお金)を払ってお金(=ビットコイン)すなわち交換価値を買う、というのは本当に愚かだ。
と思っていたら、仮環境で Bitcoin をお試しできるクライアントアプリがあるらしい。まずはここからやってP2P電子マネー(というか台帳共有システム)を経験してみることから始める。
さらに調べると、最高のサイトを見つけた。
なんと、ビットコインウォレット(Simplified Payment Verification、SPV型)を Ruby で実装している。たぶん、書いた人は天才なんだろう。
技術的な解説もとても丁寧。読むのも一苦労だったが、とても面白く読めて、合わせていろいろ調べた。
ブロックチェーンのうち、とあるブロックに含まれるトランザクションの数 N は、二分木は性質としてlog2(N)となるとのこと。何となくわかるけど、二分木を python か何かで実装してみないと、ちゃんと理解できなそうだ。
「対数」なんて高校の時以来だ。
SPV型ではなく、サーバクライアント型で一番良さそうなのはこれみたい。
SPV型の Ruby実装 とのことなので、実際に書いて動かしてみる。