fedora30 「お使いのサーバーの PHP では WordPress に必要な MySQL 拡張を利用できないようです」と表示されたときの対応 → sudo dnf install http://rpms.famillecollet.com/fedora/remi-release-30.rpm で解決

fedora30にしてwordpress環境を構築しようとしたら「お使いのサーバーの PHP では WordPress に必要な MySQL 拡張を利用できないようです」エラーになった。

＜原因＞

大きくわけて2つ。

1.mysql（mariadb）そのものがインストールされていない

2.mysql（mariadb）そのものはインストールされているけどもphpからそれを使えるようにする拡張機能が入っていない

＜解消方法＞

1.mysqlをインストールするだけ（やり方はググれば無数に有る）

2.phpの拡張機能を入れるんだけど、remiリポジトリを追加する必要がある。fedora30でremiリポジトリを使うための情報がネットになくて困ったのでメモ（ちなみにcentos7でremiを使う方法ならいくらでもググれる）。

＜結論＞

2.のインストールのしかた

# sudo dnf install http://rpms.famillecollet.com/fedora/remi-release-30.rpm

で解決する。fedora30なら-30だし、fedora31なら-31。自分の環境に合わせて変える必要あり。

＜詳細＞

対応前の環境を確認。

$ uname -a

$ php -v

$ cat /etc/redhat-release

$ rpm -qa | grep php

remiリポジトリをインストールする。 

$ dnf install http://rpms.famillecollet.com/fedora/remi-release-30.rpm

リポジトリの追加を確認。

$ sudo ls /etc/yum.repos.d/

リポジトリを新しくしたのでphpをアップデートインストールする。まずはdbに関係しそうなphp-pdoだけ入れてみる。

既にインストール済みならアップデートで上書きしてくれる。dnfでもyumでもどっちでもいい。

# sudo dnf install php-pdo

次は php-mysql をインストールする。 

$ sudo dnf install php-mysql

よし。

同じ要領でphp関連の必要なものを全て上書きインストールする。

# yum install  php php-mysql php-process php-xml php-gd php-cli php-mbstring php-common php-devel php-pdo php-pear

インストール後の確認。

$ rpm -qa | grep php

変更前：7.3.8

変更後：7.3.13

しっかりアップデートされている。

mysqldとhttpdを再起動して、アップデートしたphpを読み込ませる。

$ sudo systemctl restart mysqld

$ sudo systemctl restart httpd

wodpressを開いてみると

初期画面に行った。これでOK。