ゲオで買った 中古のiPhone 5s に、月額ゼロ円の格安SIM(0SIM、ゼロシム)を挿して使えたので、経緯と手順を残しておく。
秋葉原に寄ったら、SIMロック解除で有名な SIM下駄 SmartKing の最新版「SmartKing X」が売っていた。
特徴
・2,480円
・圏外病が無い
・iOS 10.3.3 で使える(2017/9/14 時点で確認)
・4G、LTEも使える(らしい)
・テザリングも使える(らしい)
以前の記事ではだいぶ苦しんだ圏外病が無いとなれば試す価値ある。即購入。
ちなみにAmazonでも購入できる。秋葉原よりは200円だけ高いが、家まで届くと思えば即買いだ(これ系のってすぐ無くなるから。確保にも1つ買っておいた)。
手持ちの SoftBank版 の中古 iPhone 5s のSIMロックを解除して、月額ゼロ円の 0SIM を挿して使ってみる。
※ 通信の確実性を重視したいとき(田舎で電波悪いとか)は、IIJのほうが無難かもしれない。
必要なもの
・WiFi環境
・自分のAppleID でアクティベート済のiPhone
・自己責任
手順はこのサイト参考。
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まずは 0SIM(ゼロシム)のサイトから、構成プロファイルをインストールする。iPhoneをWiFiに繋いで「0SIM プロファイル」でググる。
次に SmartKingX(SIM下駄) を取り出す。フィルム部分を剥がす必要があるようだ。
黒い方がSmartKingX(SIM下駄)。白い方は0SIMで契約したSIMカード。
SIM下駄を、iPhone 5s のSIMトレイに載せる。
デッバリ部分をSIMトレイの枠の下に入れるのがポイント。
0SIMの SIMカードを乗せる(切り掛けを合わせる)。
iPhone 5s に挿し込む。
挿してしばらくすると「アクティベーションが必要です」と出て、アンテナ表示は「●○○○○」と「圏外」を繰り返しているので「了解」を押す。
自分のAppleIDとパスワードを入力する。
アンテナ表示は「検索中」になる。ここで焦らずしばらく待つ。
しばらく待つと…アンテナ表示が「●●●●●」になった。
たったこれだけ。アンテナ部分に「docomo」と出て、0SIMでの通信ができるようになった。
キャリアにも「NTT DOCOMO」と出ている。
WiFiをオフにすると「docomo 3G」となった。LTEはオフのままだから当然か。
この状態(0SIMだけの通信)にしてスピードテストしてみた。3G通信状態でも 4.19Mbps も出ている。十分実用的な速度だ。
今後試してみたいこと
・LTE通信ができるか(以前これを試したら圏外病になったので怖くてできない)
・テザリングができるか(同上)
なお、昨日(2017/9/13)に iPhone X と iOS 11 が発表された。このSIM下駄(SmartKing X)が iOS 11 になっても使えるかは分からない。数日後には iOS 11 が配信されるはずなので、アップデートしてから試してみる。
追加
LTEでも使えた。設定→モバイルデータ通信→「4Gをオンにする」で速度計測。速くてかなり快適。
2017/9/20 追記
本日公開の iOS11 でも使えた。