前にRaspberryPiの実験に使った格安SIMの契約。IIJで月額900円(コジマで契約したBIC SIM)。解約も勿体無いので、モバイルWiFiルータを買って使ってみることにした。
物色したけど、買うなら良いものを。これが良さそう。
発売当初は25,000円近くしていたようだけど、今は後継機のMR04LNが出たせいで、だいぶ値段が落ちている。こういうのが狙い目。
正直、中古で充分。新品と通信速度が変わるでもなし。
ーーー
Amazonで探す。新品だと、まだまだ高い。
ところが中古だとかなり安くなっている。以下リンク内「ロープライス」にもあるとおり、8,900円とか。半額以下だ。
「繋がりやすいかどうか」
それだけ。
速度が100メガとか200メガとか、そんなの正直どうでもよい。格安SIMで安く使うんだから。速度は3Mbps出れば充分。
ーーー
それよりも何よりも「どこにいても常に繋がるか」。これが重要。そのためには、LTEよりも「3Gの」電波を掴むかどうかが決定的に重要になる。だから、WiFiルータを選ぶときは「対応バンド」を見る。3Gのバンドを掴むかどうか。そこを見る。
今回のMR03LNは、バンド対応が決定的に広い。3G電波のバンド全部と言っていいくらい広く対応してる。高いだけのことはある。
【端末レビュー】SIMフリーの『Aterm MR03LN』は最強モバイルWi-Fiルーター!Bluetooth接続で快適速度!
W-CDMAの2.1GHz帯を掴むということは、ドコモの3Gが全国どこでも使えるし、ソフトバンクが(かつてプラチナバンドと呼んだ)2.1GHz帯にも対応してるってこと。
ただしau系の電波(CDMA2000)には対応していない。
ーーー
MR03LNは、格安SIMが「ドコモ系MVNO」なら、どれであっても使える。つまりau系のSIM「mineo(マイネオ)」だけを避ければ、それ以外の格安SIM(例えばヨドバシSIM、ビックSIM、IIJ…)の、どれだろうが繋がるってこと。
ーーー
対応バンドは広いし、いろんなSIM使えるし、実際使えそう。即効でポチった。
注文から2日で到着。中古だけに見た目は細かい傷あるが、通信には全然関係ない。
充電がUSB-Bタイプなのはちょっと残念。スマホと同じ規格にしてくれればAndroidの充電器伝えたのに。
裏蓋が物凄い固い。内部のプラスチックの爪を折らないよう、コジマカード使って慎重に外す。
バッテリーは2,300mAhしかないみたいだけど、よく売れている機種だけに予備のバッテリーが手頃な値段でいくらでもある。5700mAの大容量なんてのもあるらしい。必要になったら買う。
手持ちのIIJのSIMサイズは「Nanoサイズ」だけど、MR03LNの挿入口は「Microサイズ(Nanoよりちょっと大きい)」ので、手持ちのアダプタを噛ましてサイズUPする。あんま安いのも心配なので500円くらいの。
SIM差し込むと、ゴムの反動のような押し感で、カチっとハマる。
電源ON。
少し使ったあとに撮ったので電波の表示(LTE)と通信量(773MB)が出てるけど、最初は電波表示はないし、通信料も0MB。
SIMを挿しただけでは通信は開始しない。はじめに通信設定(APN登録)が必要だから。これが結構面倒。
ーーー
MR03LN本体作業
まずは本体のIPアドレスを確認する。「情報」→「端末情報」→画面を下に送って「IPアドレス」と見てみたら、LAN側IPアドレスは「192.168.179.1」(工場出荷時のアドレス)になっていた。中古だけど発送時に初期化してくれていたもよう。
この本体にiPadを繋ぐ。ネットワークの画面から「aterm」で始まるのを選択すればOK。iPhoneでも同じ。
iPad作業
MR03LNに繋がったので、iPadからSafariを起動する。アドレス欄に「192.168.179.1」または「aterm.me」と打てば、MR03LN本体に接続される。
最初だけ、パスワードを設定するよう促されるので設定する。
接続できると、MR03LNの設定画面に入る。
「基本設定」から、通信設定(APN設定)に入る。
接続先設定(LTE/3G)設定から「編集」。
APN名:iijmio.jp
パスワード:iij
APNの一覧はググればいくらでも出てくる。