Googleのエンジニアが書籍を厳選して全国 75 校の中学校及び高等学校に寄贈するらしい。
Googleがどんな本を勧めるのか(プログラムに触れる人間なら)気にならないハズがない。
これがその書籍。
思ったより?な気もしたけど、「学校向け寄贈」という視点が入っているのだろう。
「最短経路の本」が気になってAmazonで調べたら
「こんな商品もご覧になっています」にまんま同じのが並ぶ。やっぱみんな同じことを考えるのね。
とくに気になったのは3冊。「プロセッサを支える技術」「最短経路の本」「ハッカーと画家」。なかでも「ハッカーと画家」はどんな本かなと。
以前店頭に並んでいたのは知っているけど、実際は読んでなかった。
Amazonの「なか見検索」で読んでみると…面白い。
冒頭tesseractしてみる。
$ tesseract "jpg名" out -l jpn
out には自動で拡張子.txt が付くらしい。
$ cat out.txt
一部文字認識が正確でないところもあるが、ほぼ読める。tesseract凄すぎる。そう言えばこれもGoogleの技術か。
にしても、なんて面白い本。書き出しからしてグッと引き込まれる。アメリカ人が、なぜあんなに行動力があるのか、「作り出す」ことに凄いのか、アメ車はどうしてああも醜いのか。いろいろなことが凝縮している。
「まずはスピード」というのも「UNIX哲学」そのものだ。この著者の本やエッセイをかたっぱしから読みたくなった。
この内容でバベルの塔を表紙絵に配するセンスの良さにも脱帽する。
原文は公開されているらしい。
メルカリでも探してみよう。
軒並み売り切れてる…
つい先週(2019/12/14)までは最安で800円だったみたいだけど、Googleの記事のおかげで一気に高騰したらしい。Googleすごいなぁ。
値段落ち着くまでは原文で読んでおくことにする。