楽天カードを契約した。「入会すると8,000円相当のポイントをプレゼント」と謳っていたので期待したが、実際にお金(電子マネー)として現金のように使えるのはわずかに2,000円分だけで、残りの6,000円分は「楽天市場で」「期間限定で」しか使えない、いわば現金としてはほとんど意味のないポイントのようだ。
最初の2,000円分(特典1)は入会から10日程度で付与された。これは早い。
しかもこの2,000ポイント(特典1)は期間限定ポイントではないので電子マネー「楽天Edy」に交換できる。
楽天Edyは電子マネーとしてはだいぶ普及していて、様々な店舗で現金のように使うことができる。
実際にAmazonギフト券をEdyで買うこともできた。
楽天カード入会時はごく限られた場所(楽天市場)でしか使えなかった入会ポイント2,000円分が、より購入の選択肢の多い場所(Amazon)で使えるようになった。ここまでは良い。楽天すばらしい。
ところが残り6,000ポイント(特典2)が本当に使いにくい。「***円相当のポイントプレゼント!」なんて謳い文句は、ほとんど詐欺かと。思うくらい。
(特典2について)
① まず、特典2そのものの付与時期が遅い。カード初回利用月の翌月に付与されるまで待たねばならない。例えば12月に楽天カードを契約して初回利用したとして、ポイントがつくのは翌1月末だ。獲得するまでにハードル(待ち)がある
※ 特典2で 付与されるポイント数は(今回は6,000ポイントだったが)キャンペーン時期によって異なっているようでたった3,000ポイントしか付かない時期もあるようだ。以下Aさんの例だと「特典2」がそれ。
②さらに特典2で付与されるのは2,000円分の期間限定ポイントで使用時期が制限される。実質で1ヶ月しか使えない。それを過ぎると無効になってしまう。最悪だ。
③しかも特典2の期間限定ポイントは使える店舗が大幅に制限される。実質、楽天市場(と一部のドラッグストア)くらいでしか使えない。コンビニだとローソンで使えるが、使うためには「楽天ペイ」アプリを使用しなければならない等、とにかく制限が多い。
④何より最悪なのは楽天ポイントなのに電子マネー(楽天Edy)への交換ができない。6,033ポイント持っているのに電子マネーに交換できるのはたったの33ポイントとか。
この腹立たしさったら ない。
つまり、楽天カードが「8,000円相当のポイントプレゼント」と謳っているもののうち大半(6,000ポイント)は
①付与されるまで2ヶ月待たされたうえ
②使える時期はたったの1ヶ月しかなく
③使える店舗は限られていて
④電子マネーへの交換もできない
ものであることがわかった。囲い込みだとしても度が過ぎている。
※ これに対し、ドコモのdカードGOLD契約で得られるdポイントは(プリペイドカードを通じて実質クレジットカードのように使えるので)かなり使い勝手が良い。
入会ポイントも変な制限なく使える(プリペイドカードに登録もできる)。
楽天カードは魅力半減。この6,000ポイントは楽天市場で使うしかないが、ハッキリ言って楽天市場には魅力がない。安かろう悪かろう感がどうも拭えない。Amazonの高級感と、どうしてこうも違うのか。
かといって、ドラッグストアやローソンで無理して6,000円も使おうと思わないし。楽天市場で良さそうなのはスマホくらいか。AndroidのSIMフリーを買ってモノに換えて残すことにしよう。