大好きな写真家。
動物写真家 岩合光昭(いわごう みつあき)
いわく
“動物も植物もこの地球上のすべての生命は、人知をはるかに超えた何かのもとにある”
“この真実を僕は仮に「おきて」と呼ぶことにしました”
これは本当だろう。人間が全能なんてのは傲慢だ。
別に神とか宗教とかには興味ない。数学や科学を信じる。しかし。
例えば
重力が時空の歪みから生まれている
とか
量子のレベルでは位置と運動は同時に確定できない
とか
人間の認識のレベルでは「認知」それ自体ができない自然、物理法則は確かにある。
ラプラスの悪魔でもない限り、それは把握(することすら)できない。
それは神だの超自然だのいうものではなく、純粋な物理・自然法則だろう。
ただそれが複雑すぎて
人間には「光や空気や時間」としてしか認識できない
だけ。
これだってそう。
2次のオイラー積。天才ラマヌジャンだから発見できたけど、普通の人間には思いつくことすらできない自然界の法則。それが存在すると認識すること自体がほぼ不可能な数式。ルール。こういうものは確かに存在する。
そういう「何か人智を遥かに超えたもの」が動物から見てとれるという。
これは本当だと思う。