台湾では LINE がかなり浸透しているらしい。
実際看板でもLINEの広告はよく見かける。今回の旅行(2018年9月)は、ちょうどLINEが新プリペイドカードを発行した時期のようで、台湾の駅でも大きく広告していた。
そのLINEは、決済基盤として LINE Pay を進めていて、その一部として「コード支払い」がある。
台湾は現金主義だしこの決済方法が使える店はまだわずか(2018年9月時点)だが、一店、おいしいお茶屋さん「茶湯會」で使うことができた。
チェーン店のようだが、どれも自然のお茶の味がちゃんとする。スタバのような、砂糖と化学調味料のカタマリのような味とは全く違う。ひっきりなしに客が訪れる。
あまりに美味しくて2度も買ってしまった。
LINEでの決済は以下のような流れになる(コード支払い)。
自分のLINE決済画面(=LINEウォレット)でバーコードを作成してお店に出すと、店員はレジの機械でそれをピッと読み取る。
すると、自分が設定した支払い方法(銀行やクレジットカード)から引き落としされる。
日本でも台湾でも同じ流れでが、一点違うのは台湾では支払い方法としてクレジットカードのみが使用できるという点(日本だと銀行引き落としのみ使用可能)。実際に台湾現地で決済してみた。
自分のスマホは現地SIM(中華電信)でオンライン状態。
バーコードを店員に読み取ってもらい、ほしい飲み物をオーダーする。
1元( 1台湾ドル) = 4円。
49元 = 196円。
決済完了。しっかりと支払われている。
自分のLINEの決済履歴にもしっかりと台湾ドル(NTD)で表記されていた。
これが広がれば、日本から行く時にわざわざ手数料を支払って両替(日本円→台湾ドル)しなくても、LINEさえあれば現地で支払えることになる。とくにスマホやPC等の大きな買い物の場合、両替手数料がかからないのはかなり魅力。
中国ではWeChatPayやアリペイ、世界でも Amazon Pay 等が始まったようだが、デジタル部門では早く広がって欲しいと思う。
※ ただし、台湾の屋台だけは現金のままでいてほしい。味が落ちないように。
※ やむをえずカードを持っていくときはエポスカードが無難そう。台湾絡みの特典が多い。作るときはハピタスを通してポイントにすればAmazonギフトカードに換えられる。