bitcoinを(RaspberryPi3 で)使ってみたいけど、そもそもbitcoinをどこから取ってくればいいのか分からない。日本円で買えばいいらしいけど、仮想通貨を現金通貨で買うなんてアホみたいだし、何より日本円で買うために口座登録するのが堪らなく嫌だ。本人確認書類を送るなんてもっと嫌。
そもそもP2P(peer-to-peer)で自由に取引できるはずのbitcoinを取引するのに、口座登録や本人確認なんてすること自体がナンセンスだ。
と言っても始まらないので、まずは bitFlyerというサービス(仮想通貨取引所)に登録してみた。芸能人を広告に使ってはいるがどうも胡散臭い。まあ、とっかかりと思ってアカウント作成してみる。万が一何かあってもいいように捨てアドを使って登録する。
いきなり同意事項のチェックを求められた。チェックを入れて「bitFlyerを始める」で進める。
「取引時確認の入力」のダイアログが起動する。このままいくと銀行口座を登録させられてしまうが口座登録なしで無料でbitcoinを生み出したいのだから、ここはダイアログは完全無視で右上の × 印で閉じる。
起動した画面はコレ。
右下の「二段階認証」は設定していないし、取引時確認の情報も全て「未確認」「未入力」のまま。「ご本人確認資料」やら「銀行口座情報確認」など、まっぴらゴメンだ。そんなことをしたら「管理者を備えない自由な通過」を標榜するビットコインとそもそも言えないだろう。それらを登録しないのだから、二段階認証の設定(のための個人情報の提供)もしない。
ここで左のメニューから「ビットコインをもらう」を選ぶ。今回無料でbitcoinを取得するのに、このメニューを使用する。画面中央の「無料でもらう」を選ぶと、他のサービスへの加入と引き換えにbitcoinを無料でくれる仕組みのようだ。
bitcoin の付与が一番多いは USEN への加入(日本円で1,000円分)なので、今回はこれを試してみる。「ビットコインをもらう!」を押して進み、リンク先の USEN のホームページからサービス利用登録を完了すれば、晴れてbitcoinを獲得できる。
USEN は 31日間は無料なので、まずは登録して使わなそうならすぐに解約してしまえばよかろう。ただしbitcoinが付与されるための「承諾条件」を満たすまでは、解約は我慢する。
USEN(U-NEXT)にクレジットカードも登録させられてしまうが、どうせ解約するのだから捨てカードを登録する(サービスが良ければ継続するかもしれないけど)。
USEN への登録が終わってしばらくするとbitFlyerから「成果承認のお知らせ」が来た。
「今後キャンセル、返品をされた場合は承認が取り消されることがあります。」とあるので、bitcoinが付与されて、かつ自分だけが触れるウォレットに送金完了するまではUSENは解約しないでおく。
bitFlyerのアカウント画面をみると1,000円分のbitcoin獲得の行ができていた。が しかし、肝心の「コイン獲得日時」が空白のままだ。
このあと「コイン獲得日時」が入ってbitcoinを(bitFlyer上に)得たら、それを手元のRaspberryPi3 に用意したローカルの財布(ウォレット)に送金する。そこまですれば「送金後は二度と取引を取り消せない」というビットコインの性質に従って、二度と財が手元を離れることはない。そうなってから USENを解約することにする。
実際にビットコインが付与されたかどうかは、次回に続く。
※ ビットコインが付与される前提で、あらかじめ RaspberryPi3 に財布(ウォレット)を用意しておく。前回インスントールしたウォレットソフト「electrum」にて、財布を create する。
$ electrum create
しばらく待たされたあと「seed」が表示される。
seed は「デターミニスティック・ウォレット」なるものらしい。
詳しくはここ。
参考になったサイト
ビットコインのはじめ方 - ビットコインの解説 | Bitcoin日本語情報サイト