楽天カードを契約したら、入会特典として電子マネー「楽天Edy」が500円分ついてきた。
楽天は本当に分かりにくい。「ポイント」と「マネー(Edy)」が両方とも1つのカードに入っているからタチが悪い。
① 楽天ポイント
お金ではない。汎用性も無い。「限られた店で、1ポイント1円として使える」というだけ。
お金。電子マネー。日本「円」ほどの汎用性は無いが、①よりは多くの店で使える。
「500円分の電子マネーがチャージされています」というチラシに、さらに「100ポイントプレゼント」と書かれているのだから、わざと分かりにくくして消費を促そうとしているとしか思えない。
さらには、①を②に交換する(ポイントをお金に交換)もできるようだが、意味がわからない。最初から②に統一してほしいものだ。
「今すぐコンビニでお買い物!!」とあるが(以前にdポイントの使い方でも考えたとおり)割高なコンビニで買い物をするほど愚かなこともない。
なので今回は電子マネー「楽天Edy」をAmazonギフト券に交換することを考える。楽天Edy だと使用期限は4年しかないが、Amazonギフト券なら10年以上はあるし、はるかにお得だから。
このへん参照して進める。
この記事のとおり進めるとして一番問題になるのは 手順9 だ。
つまり、チャージ式のAmazonギフト券を買ったとしてその支払いに電子マネー「楽天Edy」を使うには、専用の読み取り機(楽天edyリーダー または Felicaポート ← 別名パソリ)が必要になるという点だ。なんという面倒くささ。やってられない。こんな電子マネー、使いにくくてしょうがない。
とはいえ、せっかくの電子マネーを使わないわけにはいかない。乗りかかった船なので読み取り機「Felicaポート(別名パソリ)」を購入することにする。Amazonだと「RC-380」で検索して出てくる機種がそれに該当するようだ。
なんと 2,900円もする(2017/12/3時点)。アホくさ。たった 500円の電子マネー(楽天Edy)を受け取るために、なぜ2,900円もする読み取り機(リーダー)を買わねばならんのだ。
↑どんどん本末転倒になっていく。何も知らない消費者は、こうやって無駄な買い物をさせられ、不要な消費に慣れて、あげくクレジットカード会社に消費を絡め取られてしまうのだろう。
あまりにもアホくさいので「楽天カード解約しようかな」と思っていたら、思いがけず秋葉原に出張になった。ついでなので安い読み取り機を物色したら、あった。型番はSONY製の「RC-S320」。
売っていたのは「秋葉原で二番目に安い店」。
PCNETが「秋葉原で2番目に安い店」の看板を正式に継承、ゲリラセールを実施中 (取材中に見つけた○○なもの)(16/16) - AKIBA PC Hotline!
たったの650円。Amazonの「RC-380」よりは型落ちだけど、FeliCaの文字はあるし、何かしら読み取るだろう。モノは試しと買ってみる。
※ これだって、Amazonで買えば 750円(新品なら3,560円)もしてしまうシロモノ。
買った時点では、SONYのロゴのSには赤い目隠シールが貼られていた(ロゴを出せない大人の事情があるのだろう)。裏面に「総●省指定」のラベルがあるところをみると、往基ネットか、マイナソバーの業務で使われていたのが大量に流れたのかもしれない。
事情はどうあれ、安いリーダーは手に入り準備はできた。次回はこれを使って電子マネー「楽天Edy」でAmazonギフト券を決済できるかを試す。