ファーウェイの幹部逮捕がだいぶ話題になっている。
突然すぎて何かあるだろうとは思わずにいられない。ファーウェイがルーター等の製品にバックドアを仕掛けているらしい噂はだいぶ前に見た気はする。でもそんなのかなり昔だし、イギリスもシロ判定してなかったっけ。
アメリカにとっていろいろ都合の悪い企業になってきたから、セキュリティを理由に締め出そうという意図が透けて見える。
いちばん怖いのは、イチ企業でしかないファーウェイを、アメリカや日本をはじめ各国が足並みをそろえて排除するというこの流れ。逆にファッショに思えてホント気持ち悪い。
ファーウェイ製品は個人的には便利に利用している。SIMフリールータは秀逸の性能。
どの国に持っていっても問題なく使えた。
そんなファーウェイがどんな企業なのか。興味ある。テレビで見る限りは各国から多様な人材を採用しているらしいし、社員食堂とか福利も充実しているらしい。企業を知るには採用情報を見るのが手っ取り早いと思っているので、ファーウェイ日本法人の採用情報をのぞいてみた(2018/12/17時点)。
それぞれの採用情報を乗せた日付がちゃんと載っている。情報(とくに採用に絡む)の賞味期限が受け手にとって大事であると、発信者側が把握し意識しているということだ。かなり好感が持てる。
テクニカルエンジニア職を見てみる。
応募資格はたぶん満たすけど「英語ビジネスレベル」がどれくらいか分からない。聞けるだけじゃダメで、ペラペラと言いたいことが口をつくくらいは要るんだろうなぁ。応募方法が中国語もOKとなっているから、もしか中国語ができれば英語苦手でもいけるのかも。
通信機器試験シニアエンジニア職なんてのもある。
OSS製品によるsnmpなんて、毎日やってる。英語は「基本的なコミュニケーション」ができればいいみたい。
採用スペシャリスト職なんてのもある。こちらは明確に「TOEIC850以上」。たっか。さすがはヒト業務。
総じて、かなりマトモな会社に思える。少なくとも働く人間にとっては。
Apple XS/XRの販売がやばくて、HUAWAI P20が(値に比しても)かなり競争力の製品だというあたりからみても、セキュリティとは別の意図でHUAWAIつぶしにかかってるんじゃないの?と思わざるを得ない。