min117の日記

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「NECの謎技術」ルータ Aterm WG2600HP3 をプロバイダGMOのIPv6 に繋ぐ → IDパス一切いれずに繋がってビックリ

2020/6/7(日)追記

この記事(2019年10月)から半年を経過したので、久々に速度テストしてみた。

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GoogleスピードテストでDownloadが289.9Mbps。爆速満足。

 

 

NECの謎技術」ルータ Aterm WG2600HP3を購入しIPv6でネットに繋いだので、手順をメモしておく。

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min117.hatenablog.com

 

開封

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本体裏管理画面のログインパスワード(Web PW)と、WiFi接続のためのパスワード(暗号化キー)が記載されている。

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両方とも、あとから設定で変える。

 

既存のBUFFALOルータに別れを告げる。電源プチっ。

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2014年1月に購入してから2019年10月まで約5年間運用のお役御免。まあ(別の人にあげるから)まだまだ現役なんだけど。

 

そしていよいよ新しいルータの電源を…

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投入しない

 

注意書きがあるから。

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IPv6関連サービスをご契約のお客様へ」とある。

 

これはつまり「v6プラスやtransixをプロバイダに申し込んで使っているお客様へ」の注意文だ。今回はGMOにv6プラスを申し込んで使っている環境なので、モロこの文章に該当する。

 

で、どう読み替えるかというと

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要はルータ本体の電源コードを繋ぐ前にボタンを押せ、押しながらやれということらしい。

 

やってみよう。

 

まずはルータ本体にLANケーブルを挿して反対側をONUに繋げる

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このときまだルータの電源コードは繋がない


ルータ本体下の「らくらくスタートボタン」を押しながら

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電源コードを繋ぐと

 

ランプが光り出す。

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本体裏に記載されたSSIDaterm-c875e4-g」にMacから繋ぐと

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なんとこれだけでネットに繋がってしまった

 

ルータにはプロバイダから提供されたIDやパスワードはまだ一切設定していないのにネットに繋がったことになる。

 

速度もチョっ速い。

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ちょっとカンタンすぎた。もう一度やったことを振り返ってみる。

開封してらくらくボタン押しながら→LANと電源コードつないだだけ

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これだけでネットに繋がった。

 

そうか。考えてみればPPPoEじゃなくIPoE(v6プラス)なんだから、プロバイダに繋ぐためのPPPoE設定なんて一切いれなくていいんだ。IPv6めっちゃ便利だな。

 

ルータ内部ではどうやってIPv6に繋がったのか。中でどんな設定がされたのか。ルータの管理画面で確認してみる。

 

管理画面のIPアドレスを知るには、クライアントPC=いま自分が操作しているパソコン=今回はMacDHCPで振られたアドレスから推測してみればいい。

 

ルータがDHCPするアドレスなんて、おそらくはクラスCの192はじまりだろうから、それでgrepする。

$ ifconfig | grep 192

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DHCPセグメントは192.168.10.xxxのようだと分かった。

 

てことはルータの管理画面はおそらく 192.168.10.1 だろうと推測できる。Safariから接続してみると

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ビンゴ。パスワードは、ルータ本体ウラに記載された「WebPW」を入力する。

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 管理画面にログインできた。動作モード「v6プラス」で認識している。やるなNEC

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現在の状態を確認するとなんとIPv6で解放可能なポートが列挙されている。

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素晴らしい。v6プラスで外部にサーバを公開することを前提としているかのようだ。このルータが発売された2018年時点でNECにはポート表示機能が実装されていたことになる。

 

BUFFALOがこの(ポート表示)機能を実装したのは2019年8月ファームウェアアップデートでだったから、NECは1年先を行っていることになる。

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進化の早いネットワーク技術で1年分も差があるということはかなり大きい。今後はNEC機器に統一しようかな。

 

 

 

さらには「NGNの状態」なんて項目まである。

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総じて画面が見やすい。

 

ちなみにBUFFALOだとIPv6はこんな画面。

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悪くはないけど、ファームウェアアップデートするまでは「利用可能ポート番号」なんて表示は無かったから、NECに触発されて?IPv6関連の機能を充実させたのだろうと感じる。

 

次はDHCPの配布アドレスを変更してこれまでのものに合わせる。

 

詳細設定画面から「IPv4LAN側設定」に入り

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DHCP配布するアドレスを変更する。配布数も、デフォルトの32個からMAX(100個)にする。

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SSIDもこれまでと同じものに変更する。

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WiFiのパスワード(暗号化キー)も、いつものにしちゃう。

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マルチSSIDとかいうよく分からん機能はヘルプを見ておく。 

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5GHz帯も同じように変更する。宅内はエリアより速度重視。

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ポート解放もちろんできる

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BUFFALOルータでもやっていた。

min117.hatenablog.com

これやらないと外(職場や出張先)からVNCSSHができない

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ファームウェアも忘れずバージョンアップしておく。

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出荷時(2018年07月):バージョン2.0.0

更新時(2019年10月):バージョン2.2.0

 

これでいろいろまた改善されるだろう。

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バージョンアップ履歴を見る。気になるのはVer2.1.0で追加された「IPv4 over IPv6通信サービスを検出」というところ。

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回線の自動判別機能が付加されたようだ。

 

BUFFALOルータのときに散々苦労したNDプロキシ関連の設定を自動でやってくれるということだろう。

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速度もかなり速いし、なかなか良い買い物だった。

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あとの細かいことは後日試す

・ルータのログをsyslogサーバに逃す

・ルータをコマンドで再起動する

 

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