min117の日記

初期desireもち。趣味Mac,メインFedora,仕事xp。

fedora30 Linuxで5GHzのWiFi(理論値867Mbps)を使いたい → AmazonでUSB WiFiトングル 802.11ac(ブランドCarantee 1,800円)を買う

自宅のLinuxサーバはHP Proliant N54L。fedora30を搭載し無線LANで運用している。

f:id:min117:20170520173513j:plain

min117.hatenablog.com

 

しばらくは小型の無線LAN子機(2.6GHz帯)を挿して使ってきたのだが

f:id:min117:20200815093235j:plain

速度が遅くて我慢の限界が来た。5GHz帯のUSBトングルを買うことにする。

 

選んだのはコレ。Amazonで1,800円で売っていた。

f:id:min117:20200815094007p:plain

 

 

ブランドはCaranteeとのこと。聞いたこともない。

f:id:min117:20200815094629p:plain

 

しかし5GHzとなると理論値867Mbpsも出るわけで

f:id:min117:20200815094516p:plain

今(2.4GHz)の倍以上になる。欲しい。

 

Linuxと互換性があると謳っているのも良い。

f:id:min117:20200815094607p:plain

ところどころ日本語が怪しい感じもするが、まあ1,800円だし。ダメならWindowsのノートとかで使えばいいやと思い。ポチる。

 

IEEE802.11はac/a/b/g/n対応。ac。これが欲しい。

f:id:min117:20200814135443p:plain f:id:min117:20200814135448p:plain

USB3.0対応だし、高増幅アンテナ(ホントか?)にも期待できそう。

 

Amazon評価は(サクラも多いので)話半分で見るけど一応参考にはする。

f:id:min117:20200814135453p:plain f:id:min117:20200814135459p:plain

 

基地局無線LANルータのことだろう)から道路一本は挟んだ離れで使えているとの記述あり。日本語も自然なので、サクラじゃない本当の感想だろう。

 f:id:min117:20200814135522p:plain 

「ドアを閉めていても」「1Fと2Fに置いても」快適にネットができるとある。

f:id:min117:20200814135506p:plain f:id:min117:20200814135517p:plain

これは本当に期待できそうだ。

 

しかし、肝心なところを見落としていた。Linux対応ではあるがサポートするkernelバージョンが2.6.18から4.5までだったのだ。

f:id:min117:20200814135417p:plain f:id:min117:20200814135423p:plain

 

自宅サーバのkernelバージョンは5.2

f:id:min117:20200815095246p:plain

買ってから気づいた。しまった。動かないかも。

 

しかしまあチップセットが汎用的なものならgithubとかでドライバを探せばmakeできるかもしれない。

 

どこのチップセットかな?記述を探してみるが、Amazonには無い。

f:id:min117:20200814135430p:plain f:id:min117:20200814135436p:plain

来てから調べるしかないか。

 

 

注文の翌日に到着。早すぎでしょコレ。

f:id:min117:20200814135527j:plain f:id:min117:20200814135533j:plain

なんか箱ひしゃげてるし。近くの倉庫に眠ってたのか?

f:id:min117:20200814135542j:plain f:id:min117:20200814135537j:plain

Made in China。

 

開封。中身はキレイ。サイズ感はこんな感じ。

f:id:min117:20200814135552j:plain

 

マニュアルは各国対応。日本語もある。

 f:id:min117:20200814135548j:plain f:id:min117:20200815093231j:plain

 

デスクトップPC正面にあるUSBは電源供給が不安定だから使うな、との注意。 

f:id:min117:20200814135556j:plain f:id:min117:20200814135603j:plain

これは良い指摘。これは(デスクトップPCに限らず)サーバも同じで、仕事でも前面USB使って痛い目にあったことがある。なかなか良いメーカーなのかも。

 

いざサーバに装着

f:id:min117:20200815093211j:plain

しかしやはり動かない。lsusbには居るのにifconfigは認識しない。ドライバが必要だ。

 

付属のドライバCDからチップセットメーカーの記述を探す。

f:id:min117:20200815101752j:plain

マニュアルパラパラしたらREALTEKカニさんマークが。

f:id:min117:20200815101756j:plain

Realtekと言えば安定の台湾メーカー。これならkernelバージョン5.2対応のドライバもgithubとかに転がってるだろう。

 

ちなみに映りこんでるキーボードは台湾で買ったやつ。900円くらいだったかな。

f:id:min117:20200815093216j:plain

f:id:min117:20200815093211j:plain

台湾楽しかったなぁ。コロナ終わったらまた行ってやる。

min117.hatenablog.com

min117.hatenablog.com

 

次回はドライバを探してmake installし使えるようにする。

f:id:min117:20200815093222j:plain

$ git clone https://github.com/RinCat/RTL88x2BU-Linux-Driver.git

github.com

 

カーネルヘッダが必要になるが、以前別の機会(recpt1+softcasな環境を作るとき)にkernel headerはダウンロード済みだから、そのまま使えるはず。

min117.hatenablog.com

 

次回に続く。