以前の記事で Android Studio をインストールしたものの、肝心のAndroidエミュレータが起動しなかった。
HAXM silent installation only supports macOS from 10.8 to 10.12 ! とエラーが出て起動しない。「エミュレータ起動に必須のプログラム HAXM がmacOS 10.12 までしか対応していない」と言っているようだ。
手元の macOS はすでにバージョン 10.13.1 だし、これじゃ動くはずもなく。Android Studio は対応が遅い。Googleは macOS での開発にはあまり力を入れていないのかも。
解決方法をググる。同じ悩みの人がいた。
~/.android/advancedFeatures.ini というファイルを作って「HVF = ON」という1行を書くだけで解消するようだ。さっそくやってみる。
iMacのターミナルから
$ vim ~/.android/advancedFeatures.ini
「HVF = ON」という1行を記述する。
Android Studio を再起動。ソースには何も手を入れず(サンプルアプリケーションのままで)エミュレータを起動する。画面上部の▶︎マークを押すだけ。
エミュレータは「Nexus 5X」のものを使用する。APIは24。
問題のエラーが回避できたもよう。起動ロゴが現れた。タイトルバーを見るにエミュレータ自体は qemu の技術らしい。
サンプルアプリが呼ばれて起動するのでホームボタンで戻る。
見事に起動した。実物のスマホと何ら変わらない。
メモリが24GBもあるからか。めっちゃ速い。同じ iMac の Xcode で動かした iPhoneX にも負けないくらい速い。
Google Chrome を起動してみる。
サックサク。スピードテストする。
言語は日本語のままにして、速度テストを実行。
内部的には iMac の光回線だから速い。夜の混む時間帯でも下り 64.9Mbps、上りだと134Mbps も出る。
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さすがは Yahoo!BB with フレッツ。プロバイダとしては最良。やはりまだしばらく解約できない。
カメラも起動してみる。位置情報は ON。
実機じゃないから、画面にはダミーが表示される。シャッターも押せた。
いろんなことに活用できそう。